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私は長女で、七歳離れた弟がいる。
弟が生まれた時は、まだ小学校1年生だったから
赤ちゃん返りしてもおかしくなかった年齢。
母が産後の体調不良もあり
抱っこしてもらったり
甘えたりした記憶がない。
手を繋いでほしくて差しのべても
断られた記憶がハッキリある。
父親はとにかく厳しく.
いつも怒鳴られ、叱られていた。
否定ばかりされていた。
いつも怯えて話しかけるのも怖かった。
進学先も就職先も選ぶ事ができず、
父の言いなりになるしかなかった。
成人して社会人になっても
出産して母になっても変わらなかった。
産後実家に帰っても初日から怒鳴られ
私の居場所は無く、数日でいてもたってもいられず自宅に戻った。
「私なんか何をやっても…」
っていつも自分に自信がなくて
自分がやりたい事があっても言い出せず
言葉を飲み込む。
ある時「自分の運命のハンドルは自分で握る」
という言葉が耳に飛び込んできた。
タロットで、運命のハンドルを自分が握れる
と希望が見えて、すごく嬉しかった。
自分自身をラベリングして
自分を変える事が出来たら…
私のように自己肯定感が低くて辛い人を
助けてあげることが出来る、
私の周りの人も幸せにできる!
そう思ったから。
タロットの結果で一喜一憂するのではなくて、
その結果をどう受け止めるか
どう行動していくか
どうしたいのかを言語化して
前向きな気持ちで進んで行く
という点がとても気に入った。
ラベリングは毎日の生活の中でこそ活用できて
ネガティブな考えをポジティブに貼り替えて前に進む。
そして誰かを幸せに出来るなら、やりがいもあるし喜びも味わえる。
タロットカードという素敵な出会いに感謝しかない。
幼少期の親の愛情ってとても大事。
肌の触れ合いから学ぶ安心感が
人生の土台を築くといわれている。
昔は抱き癖がつくから
泣き止まなくても、あまり抱っこしない方が良い
と言われていた。
‘’小さい頃に沢山抱っこしてもらえた子‘’
‘’いつも振り返るとママの笑顔があった子‘’は
精神的に安定した大人になる人が多いらしい。
愛着スタイルの分類は
「安定型」「回避型」「不安定型」「恐れ回避型」の4種類。
ただ、残念なことに
愛着のスタイル「安定型」の人は
成人の3割程度
と言われている。